2018年08月13日
人気リゾート地、イビザ島やマヨルカ島でもオーバーツーリズム問題が深刻化している。(AMP:2018年8月1日)
人気リゾート地、イビザ島やマヨルカ島でもオーバーツーリズム問題が深刻化している。
(AMP:2018年8月1日)
同紙は、欧州委員会傘下の欧州社会政策ネットワーク(ESPN)の調査を引用し、マヨルカ島では観光客が増加しているものの、観光客単価が下がったことが影響し、地元住民への経済効果はまったくないと指摘。観光客を受け入れれば受け入れるほど、地元の負担が重くなり、公共サービスは崩壊寸前になっているという。
また地元の環境負荷も無視できない。1日あたり地元住民の水の使用量は105リットルなのに対して、観光客は278リットルを使用するという。マヨルカ島の住民はおよそ90万人だが、年間の観光客数は1,400万人に上る。下水処理だけでも相当の負荷がかかっていることがわかる。このほかにもゴミ問題や騒音問題などもひどくなっており、地元住民の憤りは募りに募っている状況だ。
(中略)
その1つとして「持続可能」な成長を実現するための長期の計画とマネジメントが重要になると指摘。持続可能な観光産業を実現するには、行政だけなく、地域コミュニティや企業などさまざまなステークホルダーが関与すべきと強調。また観光客の過剰流入を防ぐために、時間と場所を分散させること、そのために適切なプライシングを行うなど、具体的な方法も示している。
地元コミュニティや自然環境への悪影響を最小にしながら、観光産業の持続可能な発展を実現しようという取り組みは、「レスポンシブ・ツーリズム」というコンセプトのもと、かなり前から一部の企業、政府、地域コミュニティで実施されたきたことにも言及しておくべきだろう。
全文はリンクよりお読みください。
https://amp.review/2018/08/01/over-tourism/
●「持続可能な観光」は観光庁においても、鹿児島県のマスタープランにおいても重要視され、言明されています。
週3~5回、5000人の乗客を乗せたクルーズ船寄港地を誘致することは「持続可能な観光」と呼べるのでしょうか?●
-----------------------------------------------------------------------------
◆現状、政府は世界自然遺産については
「延期勧告の理由を踏まえて推薦書を修正し、可能な限り早期の登録を目指している」、
IUCNの世界自然遺産延期勧告における大型クルーズ船寄港地についての言及については、
「本件推薦について国際自然保護連合が作成した評価書(以下「評価書」という。)における御指摘の記載は政府の認識と一致しており、奄美大島におけるクルーズ船の寄港地の開発に関する具体的な計画は承知しておらず」、
大型クルーズ船の寄港地開発については、
「クルーズ船の寄港地の開発については、それぞれの地元自治体で判断されるべきもの」
としています。◆
※第196回国会 質問主意書と答弁書より
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/meisai/m196163.htm
◆現状、町長は「大型クルーズ船寄港地誘致を白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
-----------------------------------------------------------
奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/saveamami
Twitter:https://twitter.com/saveamami
Change.org:https://www.change.org/saveamami
◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
▼コメントはFacebookよりお願いいたします▼
(AMP:2018年8月1日)
同紙は、欧州委員会傘下の欧州社会政策ネットワーク(ESPN)の調査を引用し、マヨルカ島では観光客が増加しているものの、観光客単価が下がったことが影響し、地元住民への経済効果はまったくないと指摘。観光客を受け入れれば受け入れるほど、地元の負担が重くなり、公共サービスは崩壊寸前になっているという。
また地元の環境負荷も無視できない。1日あたり地元住民の水の使用量は105リットルなのに対して、観光客は278リットルを使用するという。マヨルカ島の住民はおよそ90万人だが、年間の観光客数は1,400万人に上る。下水処理だけでも相当の負荷がかかっていることがわかる。このほかにもゴミ問題や騒音問題などもひどくなっており、地元住民の憤りは募りに募っている状況だ。
(中略)
その1つとして「持続可能」な成長を実現するための長期の計画とマネジメントが重要になると指摘。持続可能な観光産業を実現するには、行政だけなく、地域コミュニティや企業などさまざまなステークホルダーが関与すべきと強調。また観光客の過剰流入を防ぐために、時間と場所を分散させること、そのために適切なプライシングを行うなど、具体的な方法も示している。
地元コミュニティや自然環境への悪影響を最小にしながら、観光産業の持続可能な発展を実現しようという取り組みは、「レスポンシブ・ツーリズム」というコンセプトのもと、かなり前から一部の企業、政府、地域コミュニティで実施されたきたことにも言及しておくべきだろう。
全文はリンクよりお読みください。
https://amp.review/2018/08/01/over-tourism/
●「持続可能な観光」は観光庁においても、鹿児島県のマスタープランにおいても重要視され、言明されています。
週3~5回、5000人の乗客を乗せたクルーズ船寄港地を誘致することは「持続可能な観光」と呼べるのでしょうか?●
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◆現状、政府は世界自然遺産については
「延期勧告の理由を踏まえて推薦書を修正し、可能な限り早期の登録を目指している」、
IUCNの世界自然遺産延期勧告における大型クルーズ船寄港地についての言及については、
「本件推薦について国際自然保護連合が作成した評価書(以下「評価書」という。)における御指摘の記載は政府の認識と一致しており、奄美大島におけるクルーズ船の寄港地の開発に関する具体的な計画は承知しておらず」、
大型クルーズ船の寄港地開発については、
「クルーズ船の寄港地の開発については、それぞれの地元自治体で判断されるべきもの」
としています。◆
※第196回国会 質問主意書と答弁書より
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/meisai/m196163.htm
◆現状、町長は「大型クルーズ船寄港地誘致を白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
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署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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