2018年02月28日
奄美新聞:「大島地域行政懇話会」瀬戸内町長 クルーズ船寄港「慎重に進めたい」
奄美新聞2018年2月28日:「大島地域行政懇話会」
http://amamishimbun.co.jp/5409-2
経済活動と自然保護「両立が大切」 観光振興向け意見交換
瀬戸内町長 クルーズ船寄港「慎重に進めたい」
奄美群島12市町村の首長らと県大島支庁の幹部らが地域課題などについて、意見交換する2017年度第2回大島地域行政懇話会が27日、奄美市名瀬の集宴会場であった。議題は観光振興に絞られ、各市町村がそれぞれの取り組みや県への要望を発表し、各施策への理解と課題発見に努めた。
まず、鎮寺裕人大島支庁長が、奄美群島の観光振興を取り巻く環境、県の取り組みについて発表。16年の入域客数は57万9千人(過去最高)で、17年も増加の見込みとなっている。また今夏見込まれている世界自然遺産登録への期待、放送中のNHK大河ドラマ「西郷=せご=どん」による国内外からの来訪者増加が見込まれている。
一方で、インバウンドへの対応や宿泊先の確保などの課題が多く残っていることを鎮寺支庁長が解説。県は観光振興を目的に「奄美世界自然遺産トレイル」の選定や、アイランドホッピング、屋久島との交流・連携などに取り組んでいるとした。
続いて各自治体が自ら観光振興への重点施策や課題を説明。県業務に対する要望も行った。鎌田愛人瀬戸内町長は「クルーズ船寄港地誘致に関しては説明不足により、町民に心配と迷惑をかけた。このことに関しては丁寧に、慎重に進めていきたい」と語り、同町の施策として、加計呂麻島・請島・与路島の「三点航路」を構想していると発表。乗り継ぎの発生に対する住民の反対があることも紹介し、住民の意見、意向を聞きながら決めるとした。
高岡秀規徳之島町長は「県の魅力ある観光地づくりを図る事業の応募が多すぎて、ハード面での施策が切られる場合がある。予算枠を拡大してほしい」と要望。また、今井力夫知名町長は「国と連携して、航空運賃を思い切って下げてほしい。空港の整備も必要」と指摘した。
この日は県観光プロデューサーの古木圭介氏も参加。各自治体の発表を聞いた古木氏は「経済活動と自然保護の両立が大切。エコツーリズムの思想を主軸に、継続可能な地域づくりをする末永い戦略を持ってほしい」と市町村長らに助言した。
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
-----------------------------------------------------------
奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/
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◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
▼コメントはFacebookよりお願いいたします▼
http://amamishimbun.co.jp/5409-2
経済活動と自然保護「両立が大切」 観光振興向け意見交換
瀬戸内町長 クルーズ船寄港「慎重に進めたい」
奄美群島12市町村の首長らと県大島支庁の幹部らが地域課題などについて、意見交換する2017年度第2回大島地域行政懇話会が27日、奄美市名瀬の集宴会場であった。議題は観光振興に絞られ、各市町村がそれぞれの取り組みや県への要望を発表し、各施策への理解と課題発見に努めた。
まず、鎮寺裕人大島支庁長が、奄美群島の観光振興を取り巻く環境、県の取り組みについて発表。16年の入域客数は57万9千人(過去最高)で、17年も増加の見込みとなっている。また今夏見込まれている世界自然遺産登録への期待、放送中のNHK大河ドラマ「西郷=せご=どん」による国内外からの来訪者増加が見込まれている。
一方で、インバウンドへの対応や宿泊先の確保などの課題が多く残っていることを鎮寺支庁長が解説。県は観光振興を目的に「奄美世界自然遺産トレイル」の選定や、アイランドホッピング、屋久島との交流・連携などに取り組んでいるとした。
続いて各自治体が自ら観光振興への重点施策や課題を説明。県業務に対する要望も行った。鎌田愛人瀬戸内町長は「クルーズ船寄港地誘致に関しては説明不足により、町民に心配と迷惑をかけた。このことに関しては丁寧に、慎重に進めていきたい」と語り、同町の施策として、加計呂麻島・請島・与路島の「三点航路」を構想していると発表。乗り継ぎの発生に対する住民の反対があることも紹介し、住民の意見、意向を聞きながら決めるとした。
高岡秀規徳之島町長は「県の魅力ある観光地づくりを図る事業の応募が多すぎて、ハード面での施策が切られる場合がある。予算枠を拡大してほしい」と要望。また、今井力夫知名町長は「国と連携して、航空運賃を思い切って下げてほしい。空港の整備も必要」と指摘した。
この日は県観光プロデューサーの古木圭介氏も参加。各自治体の発表を聞いた古木氏は「経済活動と自然保護の両立が大切。エコツーリズムの思想を主軸に、継続可能な地域づくりをする末永い戦略を持ってほしい」と市町村長らに助言した。
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2018年02月28日
鹿児島県議会で、3月2日、この大型クルーズ船寄港地誘致について取り上げてくださいます。
【鹿児島県議会にて、この大型クルーズ船寄港地誘致について取り上げてくださるそうです】
3月2日11時~正午の予定です。
質問内容
https://www.pref.kagoshima.jp/ha01/gikai/teireikai/documents/18122_20180226171600-1.pdf
向井 たかまろ議員
② 国土交通省の「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地
開発に関する調査」にかかわって
・ 調査の時期と県の関わり
・ 事業の時期,財政規模,事業主体など
・ 瀬戸内町からの誘致に関する要望書の扱い
・ 1月15日の定例記者会見での知事の発言趣旨
事業内容だけではなく、調査、県との関わり、要望書の扱いなどについても、聞いてくださるそうです。
インターネット中継もありますので、どうぞ皆さまご覧ください。
http://www.kagoshima-pref.stream.jfit.co.jp/
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
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◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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3月2日11時~正午の予定です。
質問内容
https://www.pref.kagoshima.jp/ha01/gikai/teireikai/documents/18122_20180226171600-1.pdf
向井 たかまろ議員
② 国土交通省の「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地
開発に関する調査」にかかわって
・ 調査の時期と県の関わり
・ 事業の時期,財政規模,事業主体など
・ 瀬戸内町からの誘致に関する要望書の扱い
・ 1月15日の定例記者会見での知事の発言趣旨
事業内容だけではなく、調査、県との関わり、要望書の扱いなどについても、聞いてくださるそうです。
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2018年02月27日
本日、14時15分より鹿児島県議会にて、大型クルーズ船寄港地誘致について質問してくださるそうです。
【鹿児島県議会にて、大型クルーズ船寄港地誘致について質問してくださるそうです】
向井俊夫議員が、本日2月27日、鹿児島県議会にてこの大型クルーズ船寄港地誘致計画について質問してくださるそうです!
各議員の質問予定内容はこちら↓
https://www.pref.kagoshima.jp/ha01/gikai/teireikai/documents/18122_20180226171454-1.pdf
② クルーズ船誘致においては,施設整備が必要となるが,
奄美大島瀬戸内町西古見の大型クルーズ船寄港地計画は,
どうなっているのか,又,名瀬港の10万トン級クルーズ船
に対応した観光船バースの延伸整備についてどのように考
えているか。
質問予定時刻は14時15分~15時15分、インターネット中継もされます。
http://www.kagoshima-pref.stream.jfit.co.jp/
皆さま、どうぞご覧になってくださいませ。
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向井俊夫議員が、本日2月27日、鹿児島県議会にてこの大型クルーズ船寄港地誘致計画について質問してくださるそうです!
各議員の質問予定内容はこちら↓
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② クルーズ船誘致においては,施設整備が必要となるが,
奄美大島瀬戸内町西古見の大型クルーズ船寄港地計画は,
どうなっているのか,又,名瀬港の10万トン級クルーズ船
に対応した観光船バースの延伸整備についてどのように考
えているか。
質問予定時刻は14時15分~15時15分、インターネット中継もされます。
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2018年02月26日
【奄美新聞にて、現在の状況をご紹介いただきました!】「クルーズ船誘致の波紋」
【奄美新聞にて、現在の状況をご紹介いただきました!】
2018年2月25日:奄美新聞
http://amamishimbun.co.jp/cruise-ship
「クルーズ船誘致の波紋」
瀬戸内町 県への要望再検討へ
説明と対話による総意決定を
奄美大島の南西端にひっそりと息づく集落、西古見。集落内には野鳥の声と波の音のみが響く。8日に訪れた際にすれ違った観光客は10人足らず。そんな小さな集落が今、世界最大級のクルーズ船寄港地の誘致候補としてあがり、大きな話題を呼び寄せている。
国土交通省は2020年に訪日クルーズ旅客500万人を達成するため、クルーズ船寄港地の開発に注力する。2017年8月14日に「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査」の結果を発表。寄港候補地の条件は①係留施設の設置水深が12㍍以上②クルーズ船回頭域(直径722㍍の円)が確保できる③静穏度が良い④養殖場がなく、ほかの漁業への影響が軽微⑤環境への負荷が小さい⑥近くに一定のビーチがあるなど観光資源があること―の六つ。条件を満たした寄港候補地として奄美大島と徳之島で9地区が、このうち瀬戸内町では池堂、薩川湾、瀬戸崎の3地区が候補地として挙げられた。
同町は07年以降、古仁屋港でクルーズ船受け入れを開始。15年には古仁屋港内にクルーズ船の寄港地設置を構想していた。しかし、付近にビーチなどの観光資源があるという国の考えに沿わないとして、調査結果公表に合わせ、池堂地区に候補地を変更し、町単独で調査を行った。
白羽の矢が立った池堂地区は9地区の中で2番目の静穏度を誇る(1番は薩川湾)。同地区は周囲に養殖場がなく、第一種漁港区域に指定されており、背後地は山。陸域も水域も国立公園区域指定を受けておらず、同町担当者は「操船面、進入のしやすさなどを踏まえてもこの場所ほど良い場所はない」と語る。
調査結果発表直後の昨年8月15日と、同年9月16日には西古見集落で住民説明会を実施。住民36人中28人の賛同を得たという。集落住民からの陳情書、町内4経済団体からの陳情書を同年12月14日の町議会で採択。同月19日に県知事への要望書を提出した。これについて町側は「あくまで話し合いの土俵に立つために手を挙げただけ。まだ何も決まっていないし、こちらとしても国や県の意見を待っている状態」と答えた。
同計画を表舞台に出さないままに推進していたのは「土地売買の活発化を防ぐため」と同担当者。実際に誘致の話が明るみに出て以降、同集落の土地を購入しようとする業者からの問い合わせがあったという住民からの報告もあったという。
しかし、情報が開示されないまま進む計画は様々な不安や憶測を生んだ。今月7日には同誘致反対を訴える団体「奄美の自然を守る会」が発足。町内のUIOターン者を中心とし、インターネット上での署名などを精力的に行う。同署名は2万5千件を超えており、島内のみならず島外の人も強い関心を示していることがわかる。
同署名のWebページ上には誘致に伴う様々な懸念事項が書かれている。▽自然への影響▽外国人の受け入れ▽雇用が増えるという町側の主張への疑問―など。また、連名で町に陳情書を提出した4経済団体が、押印に際して、総会などが開かれず、役員や会長のみで署名の判断を下したことに対しても不満を募らせる。これについても町側が情報を秘匿しながら進めたことのツケが回ってきたとも言えよう。
町に要望書を提出した4団体のうち、瀬戸内漁協では16日、奄美せとうち観光協会では22日、総会の場で町による説明会が開かれ、紛糾。大荒れとなった議場で署名の撤回を決定した。4団体による町への要望書が会員らの知らないうちに提出されたこと、要望書の内容や、町側の説明と要望書内容が大きく異なることが、争点となった。この撤回を受け、町側は「原点に戻って考え直したい」と県への要望の再検討を余儀なくされた。
入込客増、人口増、雇用拡大――。町側の主張の中には人口減少を食い止めることができない奄美の自治体にとってメリットも多いはずだ。しかし、町民に説明が十分になされないままに県への要望書提出が明るみに出たことで、不安を掻き立て、インターネット上を様々な憶測が駆け巡る。一方で、町側が西古見住民や、経済団体に対し、要望書提出を求めた強引な手法も露呈し、町側の進め方に関しての疑念も深まるばかりだ。
幸いなことに、3月の町議会では同問題についての一般質問が行われる予定で、町民が情報を得る良い機会となる。議会終了後には町による説明会も町内各所で開かれるという。賛否を問わず、町政が町民の意見を離れたところで「町民のため」と水面下に計画を進められるのはフェア透明性に欠ける。説明と対話の上に成り立つ町民総意の意思決定へ踏み出すべきだと思う。
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奄美の自然を守る会
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FAX:0997-72-1003
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「クルーズ船誘致の波紋」
瀬戸内町 県への要望再検討へ
説明と対話による総意決定を
奄美大島の南西端にひっそりと息づく集落、西古見。集落内には野鳥の声と波の音のみが響く。8日に訪れた際にすれ違った観光客は10人足らず。そんな小さな集落が今、世界最大級のクルーズ船寄港地の誘致候補としてあがり、大きな話題を呼び寄せている。
国土交通省は2020年に訪日クルーズ旅客500万人を達成するため、クルーズ船寄港地の開発に注力する。2017年8月14日に「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査」の結果を発表。寄港候補地の条件は①係留施設の設置水深が12㍍以上②クルーズ船回頭域(直径722㍍の円)が確保できる③静穏度が良い④養殖場がなく、ほかの漁業への影響が軽微⑤環境への負荷が小さい⑥近くに一定のビーチがあるなど観光資源があること―の六つ。条件を満たした寄港候補地として奄美大島と徳之島で9地区が、このうち瀬戸内町では池堂、薩川湾、瀬戸崎の3地区が候補地として挙げられた。
同町は07年以降、古仁屋港でクルーズ船受け入れを開始。15年には古仁屋港内にクルーズ船の寄港地設置を構想していた。しかし、付近にビーチなどの観光資源があるという国の考えに沿わないとして、調査結果公表に合わせ、池堂地区に候補地を変更し、町単独で調査を行った。
白羽の矢が立った池堂地区は9地区の中で2番目の静穏度を誇る(1番は薩川湾)。同地区は周囲に養殖場がなく、第一種漁港区域に指定されており、背後地は山。陸域も水域も国立公園区域指定を受けておらず、同町担当者は「操船面、進入のしやすさなどを踏まえてもこの場所ほど良い場所はない」と語る。
調査結果発表直後の昨年8月15日と、同年9月16日には西古見集落で住民説明会を実施。住民36人中28人の賛同を得たという。集落住民からの陳情書、町内4経済団体からの陳情書を同年12月14日の町議会で採択。同月19日に県知事への要望書を提出した。これについて町側は「あくまで話し合いの土俵に立つために手を挙げただけ。まだ何も決まっていないし、こちらとしても国や県の意見を待っている状態」と答えた。
同計画を表舞台に出さないままに推進していたのは「土地売買の活発化を防ぐため」と同担当者。実際に誘致の話が明るみに出て以降、同集落の土地を購入しようとする業者からの問い合わせがあったという住民からの報告もあったという。
しかし、情報が開示されないまま進む計画は様々な不安や憶測を生んだ。今月7日には同誘致反対を訴える団体「奄美の自然を守る会」が発足。町内のUIOターン者を中心とし、インターネット上での署名などを精力的に行う。同署名は2万5千件を超えており、島内のみならず島外の人も強い関心を示していることがわかる。
同署名のWebページ上には誘致に伴う様々な懸念事項が書かれている。▽自然への影響▽外国人の受け入れ▽雇用が増えるという町側の主張への疑問―など。また、連名で町に陳情書を提出した4経済団体が、押印に際して、総会などが開かれず、役員や会長のみで署名の判断を下したことに対しても不満を募らせる。これについても町側が情報を秘匿しながら進めたことのツケが回ってきたとも言えよう。
町に要望書を提出した4団体のうち、瀬戸内漁協では16日、奄美せとうち観光協会では22日、総会の場で町による説明会が開かれ、紛糾。大荒れとなった議場で署名の撤回を決定した。4団体による町への要望書が会員らの知らないうちに提出されたこと、要望書の内容や、町側の説明と要望書内容が大きく異なることが、争点となった。この撤回を受け、町側は「原点に戻って考え直したい」と県への要望の再検討を余儀なくされた。
入込客増、人口増、雇用拡大――。町側の主張の中には人口減少を食い止めることができない奄美の自治体にとってメリットも多いはずだ。しかし、町民に説明が十分になされないままに県への要望書提出が明るみに出たことで、不安を掻き立て、インターネット上を様々な憶測が駆け巡る。一方で、町側が西古見住民や、経済団体に対し、要望書提出を求めた強引な手法も露呈し、町側の進め方に関しての疑念も深まるばかりだ。
幸いなことに、3月の町議会では同問題についての一般質問が行われる予定で、町民が情報を得る良い機会となる。議会終了後には町による説明会も町内各所で開かれるという。賛否を問わず、町政が町民の意見を離れたところで「町民のため」と水面下に計画を進められるのはフェア透明性に欠ける。説明と対話の上に成り立つ町民総意の意思決定へ踏み出すべきだと思う。
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
-----------------------------------------------------------
奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
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2018年02月26日
奄美新聞:2018年2月22日「せとうち観光協会総会」
奄美新聞:2018年2月22日「せとうち観光協会総会」
http://amamishimbun.co.jp/tourism-association-general-meeting
せとうち観光協会総会
漁協に続き、要望書撤廃
クルーズ船誘致「原点に返って最初から」
奄美せとうち観光協会(松村保宏会長、会員数67事業者)の2018年度総会が22日、瀬戸内町商工会館であった。会則の変更、16年度の事業・決算報告と17年度事業案、予算案の承認などが行われた。総会終了後には町による大型クルーズ船寄港地誘致についての説明会があり、紛糾。同町の眞地浩明企画課長は会員からの指摘を受け「町としては原点に返って最初から考えていきたい」と答えた。
総会では4月1日からだった同協会の会計年度を1月1日から12月31日に変更することを承認。17年度は388万千円の次期繰越金を計上し黒字。これは会計年度を1月からに変更したことによるもので、繰越金は1月から3月までの海の駅観光案内所職員らへの賃金などにあてられるという。
総会終了後には同協会側からの要請で眞地課長らが登壇し、大型クルーズ船寄港地誘致に関する経緯などを説明。眞地課長は「国の計画では最終的には住民説明会などを経て、県と自治体の意思で決定するもの。まだ話し合いの土俵にも上がっていない段階」と県への要望が寄港地建設を決定したものではないことを解説した。これに対し、会員からは世界自然遺産登録を推進する一方で同誘致を進めていることの矛盾を指摘する声などがあった。
争点となったのは、同協会も含めた町内4経済団体からの連名で町に提出された要望書について。会員らは同要望書への署名押印は会員に知らされていなかったものだと指摘。要望書に署名した松村会長は「皆さんの意見を聞かずに、会長が独断でハンコを押したことについては申し訳ない」と謝罪した上で、「協会としてはいったん、要望書への押印は取り下げる」と答えた。要望書への署名撤回を表明したのは瀬戸内漁協に続き2団体目となる。
また会員から「町としてはクルーズ船誘致を白紙撤回したということでよいのか」という質問があり、眞地課長は「町としては原点に返って最初から考えていきたい」と回答した。また同席した奥田耕三副町長は「私どもの説明と配慮が欠けており、町民と関係団体に迷惑をかけてしまった。住民に説明をした上で、互いに議論する場を設け、話し合いの中で決めていきたい」と話した。
同協会は今後、署名撤回を町側に報告する。誘致への賛否については会員の意見を反映し、協会としての立場を示すという。
http://amamishimbun.co.jp/tourism-association-general-meeting
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
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◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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せとうち観光協会総会
漁協に続き、要望書撤廃
クルーズ船誘致「原点に返って最初から」
奄美せとうち観光協会(松村保宏会長、会員数67事業者)の2018年度総会が22日、瀬戸内町商工会館であった。会則の変更、16年度の事業・決算報告と17年度事業案、予算案の承認などが行われた。総会終了後には町による大型クルーズ船寄港地誘致についての説明会があり、紛糾。同町の眞地浩明企画課長は会員からの指摘を受け「町としては原点に返って最初から考えていきたい」と答えた。
総会では4月1日からだった同協会の会計年度を1月1日から12月31日に変更することを承認。17年度は388万千円の次期繰越金を計上し黒字。これは会計年度を1月からに変更したことによるもので、繰越金は1月から3月までの海の駅観光案内所職員らへの賃金などにあてられるという。
総会終了後には同協会側からの要請で眞地課長らが登壇し、大型クルーズ船寄港地誘致に関する経緯などを説明。眞地課長は「国の計画では最終的には住民説明会などを経て、県と自治体の意思で決定するもの。まだ話し合いの土俵にも上がっていない段階」と県への要望が寄港地建設を決定したものではないことを解説した。これに対し、会員からは世界自然遺産登録を推進する一方で同誘致を進めていることの矛盾を指摘する声などがあった。
争点となったのは、同協会も含めた町内4経済団体からの連名で町に提出された要望書について。会員らは同要望書への署名押印は会員に知らされていなかったものだと指摘。要望書に署名した松村会長は「皆さんの意見を聞かずに、会長が独断でハンコを押したことについては申し訳ない」と謝罪した上で、「協会としてはいったん、要望書への押印は取り下げる」と答えた。要望書への署名撤回を表明したのは瀬戸内漁協に続き2団体目となる。
また会員から「町としてはクルーズ船誘致を白紙撤回したということでよいのか」という質問があり、眞地課長は「町としては原点に返って最初から考えていきたい」と回答した。また同席した奥田耕三副町長は「私どもの説明と配慮が欠けており、町民と関係団体に迷惑をかけてしまった。住民に説明をした上で、互いに議論する場を設け、話し合いの中で決めていきたい」と話した。
同協会は今後、署名撤回を町側に報告する。誘致への賛否については会員の意見を反映し、協会としての立場を示すという。
http://amamishimbun.co.jp/tourism-association-general-meeting
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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2018年02月25日
南海日日新聞:2018年2月23日「観光協会要望取り下げへ=大型クルーズ船誘致計画」
南海日日新聞:2018年2月23日「観光協会要望取り下げへ=大型クルーズ船誘致計画」
http://www.nankainn.com/gvmnt-admin/%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%8D%94%E4%BC%9A%E8%A6%81%E6%9C%9B%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%B8%8B%E3%81%92%E3%81%B8%EF%BC%9D%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E8%88%B9%E8%AA%98%E8%87%B4%E8%A8%88
▼以下、書き起こし▼
瀬戸内町が同町西古見の池堂地区に誘致を進めている国の大型クルーズ船寄港地開発計画に関して、奄美せとうち観光協会の松村保宏会長は22日、昨年11月に町内4団体代表連名で町に提出していた要望書「瀬戸内町への大型クルーズ船寄港地誘致の要望について」から同会長名を削除し、要望を取り下げることを明らかにした。
同日、瀬戸内町商工会館会議室で行われた同観光協会会員対象の開発計画に関する説明会で会員からの質問に答えた。松村会長は「会長の独断で要望書にはんこを押したことは悪かった。今後、あらためて会員皆さんの意見を聞き、協会としての意見を町に示したい」と述べた。
要望書は瀬戸内漁業協同組合長、瀬戸内町商工会長、瀬戸内建設業協会長との連名。漁協は16日に臨時理事会を開き、要望を取り下げることを決めている。
説明会は町側から奥田耕三副町長ら4人が出席。眞地浩明企画課長が国の計画やこれまでの町の取り組みなどを説明した。組合員からは「全国から誘致反対の署名、メッセージが届いている。西古見だけの問題ではない」「集落の振興を願って賛成の署名をした西古見住民の方にも現在の状況を説明してほしい」などの意見があった。
観光協会の要望取り下げを受け、眞地課長は「全町民に計画について説明させていただき、その上であらためて町民と話をしたい」、奥田副町長は「説明不足と配慮が欠けていたのは反省すべきところ。まずは説明責任を果たさせていただき、話し合いの場を設けていきたい」と述べた。
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▼以下、書き起こし▼
瀬戸内町が同町西古見の池堂地区に誘致を進めている国の大型クルーズ船寄港地開発計画に関して、奄美せとうち観光協会の松村保宏会長は22日、昨年11月に町内4団体代表連名で町に提出していた要望書「瀬戸内町への大型クルーズ船寄港地誘致の要望について」から同会長名を削除し、要望を取り下げることを明らかにした。
同日、瀬戸内町商工会館会議室で行われた同観光協会会員対象の開発計画に関する説明会で会員からの質問に答えた。松村会長は「会長の独断で要望書にはんこを押したことは悪かった。今後、あらためて会員皆さんの意見を聞き、協会としての意見を町に示したい」と述べた。
要望書は瀬戸内漁業協同組合長、瀬戸内町商工会長、瀬戸内建設業協会長との連名。漁協は16日に臨時理事会を開き、要望を取り下げることを決めている。
説明会は町側から奥田耕三副町長ら4人が出席。眞地浩明企画課長が国の計画やこれまでの町の取り組みなどを説明した。組合員からは「全国から誘致反対の署名、メッセージが届いている。西古見だけの問題ではない」「集落の振興を願って賛成の署名をした西古見住民の方にも現在の状況を説明してほしい」などの意見があった。
観光協会の要望取り下げを受け、眞地課長は「全町民に計画について説明させていただき、その上であらためて町民と話をしたい」、奥田副町長は「説明不足と配慮が欠けていたのは反省すべきところ。まずは説明責任を果たさせていただき、話し合いの場を設けていきたい」と述べた。
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2018年02月24日
Change.orgにて公開されている、現在頂いたコメントを抜粋いたします。
◆誰がどう見ても「キャパシティー」を超えています。
観光地は裏を返せばそこに住む地元の人の居住地です。後者を維持することが前提で前者とのバランスをとって観光ビジネスを行わないと、観光地だけではなく、地元の人の生活環境も破壊されてしまうからです。この事例が悪い点は、為政者が、情報公開と意見交換をまともにしていないことでしょう。これは、島全体の生活経済を左右することなのですから、為政者は市民ときちんと向き合うことから始めるべきかと。
この施策が実現した状態を視覚化するため有名なアニメーション作品で例示すると、「王蟲の大群がナウ●カめがけて押し寄せた結果、王蟲が通った後は何も残らず蹂躙され、ナウ●カも轢き殺した」みたいな状態になります。
…そんな状態になるまえに、止めないと。
◆北海道や佐渡で起きていることから学ぶべきです。 観光から始まり、大規模な土地取得、不明な開発、移民計画の噂、住民の不信、などと発展していく恐れがあります。 沖縄との位置関係、北極海への航路を考えると、奄美は地政学的意味があるのかもしれません。 自然を残して、日本を残そう。
◆イタリアのヴェニスが大型船の相次ぐ入港で大変なことになっています。日本でも同様のことが起ころうとしているのですね。
◆千葉県館山市でも大型クルーズ船を誘致したいという人がたまにいますが、何が目的なのか、さっぱりわかりません。こちらは、無難にボツになって終わりでしょうが。
船がホテルであり宿泊なしでは、地元経済とって無意味です。経済的には、収益なき観光者は、客ではなくただの費用です。
観光の本質は、人や文化の交流だと思います。
まず、自分たちの地域はどうあるべきか、本当に大切なものは何なのか、そこから考えないと、大事なものを失って戻って来なくなりますよ。
◆小規模な自治体や民間当事者だけでは解決のつかないことを、同じ離島の宮古島でも観ていているので、必要とされる準備ができる体制と受け入れ基盤を整備する必要があると思う。
◆日本の離島を巡っていますが、奄美大島の自然は、とにかく別格です。
力強く、温かい、この環境を壊すことはあってはならないし、選択肢の一つにもなり得ません。
それに、果たして、商業的に成功するのでしょうか?
地元の皆様が不幸せな未来を選ぶことがないよう、祈っております。
◆自然や風土を犠牲にしてまでも、手っ取り早く観光収入から財源を得たいのでしょうかね。
それが地域の振興に役立つと短絡的に思い込んでいる行政の姿勢が見え見えです。
住民が望んでいない計画を推進するのではなく、奄美の風土を損なわないような振興策を考えるべきだと思います。
◆魅力を発信して価値があれば、大型客船でなくとも来訪者はあるでしょう。
来訪者の為に、価値である自然の生態系を壊すなら、それは本末転倒だと感じます。
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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観光地は裏を返せばそこに住む地元の人の居住地です。後者を維持することが前提で前者とのバランスをとって観光ビジネスを行わないと、観光地だけではなく、地元の人の生活環境も破壊されてしまうからです。この事例が悪い点は、為政者が、情報公開と意見交換をまともにしていないことでしょう。これは、島全体の生活経済を左右することなのですから、為政者は市民ときちんと向き合うことから始めるべきかと。
この施策が実現した状態を視覚化するため有名なアニメーション作品で例示すると、「王蟲の大群がナウ●カめがけて押し寄せた結果、王蟲が通った後は何も残らず蹂躙され、ナウ●カも轢き殺した」みたいな状態になります。
…そんな状態になるまえに、止めないと。
◆北海道や佐渡で起きていることから学ぶべきです。 観光から始まり、大規模な土地取得、不明な開発、移民計画の噂、住民の不信、などと発展していく恐れがあります。 沖縄との位置関係、北極海への航路を考えると、奄美は地政学的意味があるのかもしれません。 自然を残して、日本を残そう。
◆イタリアのヴェニスが大型船の相次ぐ入港で大変なことになっています。日本でも同様のことが起ころうとしているのですね。
◆千葉県館山市でも大型クルーズ船を誘致したいという人がたまにいますが、何が目的なのか、さっぱりわかりません。こちらは、無難にボツになって終わりでしょうが。
船がホテルであり宿泊なしでは、地元経済とって無意味です。経済的には、収益なき観光者は、客ではなくただの費用です。
観光の本質は、人や文化の交流だと思います。
まず、自分たちの地域はどうあるべきか、本当に大切なものは何なのか、そこから考えないと、大事なものを失って戻って来なくなりますよ。
◆小規模な自治体や民間当事者だけでは解決のつかないことを、同じ離島の宮古島でも観ていているので、必要とされる準備ができる体制と受け入れ基盤を整備する必要があると思う。
◆日本の離島を巡っていますが、奄美大島の自然は、とにかく別格です。
力強く、温かい、この環境を壊すことはあってはならないし、選択肢の一つにもなり得ません。
それに、果たして、商業的に成功するのでしょうか?
地元の皆様が不幸せな未来を選ぶことがないよう、祈っております。
◆自然や風土を犠牲にしてまでも、手っ取り早く観光収入から財源を得たいのでしょうかね。
それが地域の振興に役立つと短絡的に思い込んでいる行政の姿勢が見え見えです。
住民が望んでいない計画を推進するのではなく、奄美の風土を損なわないような振興策を考えるべきだと思います。
◆魅力を発信して価値があれば、大型客船でなくとも来訪者はあるでしょう。
来訪者の為に、価値である自然の生態系を壊すなら、それは本末転倒だと感じます。
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Posted by saveamami at
12:00
│大型クルーズ船寄港地誘致問題
2018年02月24日
西古見集落から見える星空や天の川。この景色が見られなくなってしまうのでしょうか。







天の川見に行こっと!奄美・瀬戸内Facebookページより
https://www.facebook.com/nonicotto/
大型クルーズ船寄港地を誘致した場合、夜もクルーズ船の灯がついているため、この景色はもう見られなくなってしまうでしょう。
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2018年02月24日
Linkedinにて英文で今回の件について言及をいただいております。
海外の方にも拡散していただければ幸いです。
https://www.linkedin.com/pulse/save-amami-signature-campaign-now-open-global-ryoji-maeshima/?published=t
また、海外の方にも、広くこの件は届いているため、署名サイトに英文を追加いたしました。
よろしければ、ご拡散お願いできれば幸いです。
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Posted by saveamami at
02:30
│大型クルーズ船寄港地誘致問題
2018年02月23日
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使う小型クルーズ船のほうが瀬戸内町にとってメリットがあります。

写真は美しい西古見集落の夕暮れ時の三連立神です。
乗客は最大50名程度の少人数グループ対象のベレグリン・アドベンチャーズ社のプレミアムなクルーズ船は
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使うことを確約しています。
世界にはこのような取り組みが現在多数あります。
「エコで持続可能な」クルーズを求める顧客は世界にたくさんいるのです。
https://ideasforgood.jp/2018/02/21/peregrine-adventures/
これからの観光のあり方は持続可能であることが、訪れる人も住む人も幸せであるやり方で、
それはけして夢物語ではないと、数多くの実例が、現に世界中にあります。
なのに、どうして、瀬戸内町は、大型クルーズ船にここまで固執するのでしょうか。
こういった、持続可能でエコロジカルな瀬戸内町にふさわしい観光事例を全く知らないのでしょうか?
以前、瀬戸内町を訪れ、調査してくださった日本クルーズ&フェリー学会の前嶋さまの論文にも
瀬戸内町には小型のクルーズ船がふさわしいと述べていらっしゃいます。
こちらの調査は九州運輸局からの依頼で、当時の町長も観光課の課長も把握済です。
http://saveamami2018.amamin.jp/e686727.html
この調査結果が、役場特有の人事異動のせいで引き継ぎがされなかったのか、
知らないふりをして、とにかく大型クルーズ船を誘致したかったのかもわかりません。
昨日の漁協に続き、昨日、観光協会の会合がありました。
現在もまだ町長は公の場に姿を現しておらず、副町長、企画課課長、係長、課員のみの説明会でした。
詳細はこちらをご覧ください。
http://saveamami2018.amamin.jp/
この中で、企画課長は、
「町長は、町民のみなさんから選ばれた政治家であり、我々が町長のすべてを把握しているわけではない」、
大型クルーズ船誘致を白紙撤回するのかについては、
「今、現在、町長がいないからわからない。
これは最終的には政治家本人のいろんな思いがあるから、自分は現在の皆さんの状況を報告するのが責務」
と述べています。
つまり、町長がどうするのかはまだわからない、町長がどういう判断をするのかは政治家本人のいろんな思いがある、とのことです。
政治家として、どのような思いがあるのか、ぜひとも聞いてみたいものですね。
▼事態はまだ収束していません。引き続き、情報拡散・署名をお願いいたします。▼
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19:49
│大型クルーズ船寄港地誘致問題