2018年02月23日
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使う小型クルーズ船のほうが瀬戸内町にとってメリットがあります。

写真は美しい西古見集落の夕暮れ時の三連立神です。
乗客は最大50名程度の少人数グループ対象のベレグリン・アドベンチャーズ社のプレミアムなクルーズ船は
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使うことを確約しています。
世界にはこのような取り組みが現在多数あります。
「エコで持続可能な」クルーズを求める顧客は世界にたくさんいるのです。
https://ideasforgood.jp/2018/02/21/peregrine-adventures/
これからの観光のあり方は持続可能であることが、訪れる人も住む人も幸せであるやり方で、
それはけして夢物語ではないと、数多くの実例が、現に世界中にあります。
なのに、どうして、瀬戸内町は、大型クルーズ船にここまで固執するのでしょうか。
こういった、持続可能でエコロジカルな瀬戸内町にふさわしい観光事例を全く知らないのでしょうか?
以前、瀬戸内町を訪れ、調査してくださった日本クルーズ&フェリー学会の前嶋さまの論文にも
瀬戸内町には小型のクルーズ船がふさわしいと述べていらっしゃいます。
こちらの調査は九州運輸局からの依頼で、当時の町長も観光課の課長も把握済です。
http://saveamami2018.amamin.jp/e686727.html
この調査結果が、役場特有の人事異動のせいで引き継ぎがされなかったのか、
知らないふりをして、とにかく大型クルーズ船を誘致したかったのかもわかりません。
昨日の漁協に続き、昨日、観光協会の会合がありました。
現在もまだ町長は公の場に姿を現しておらず、副町長、企画課課長、係長、課員のみの説明会でした。
詳細はこちらをご覧ください。
http://saveamami2018.amamin.jp/
この中で、企画課長は、
「町長は、町民のみなさんから選ばれた政治家であり、我々が町長のすべてを把握しているわけではない」、
大型クルーズ船誘致を白紙撤回するのかについては、
「今、現在、町長がいないからわからない。
これは最終的には政治家本人のいろんな思いがあるから、自分は現在の皆さんの状況を報告するのが責務」
と述べています。
つまり、町長がどうするのかはまだわからない、町長がどういう判断をするのかは政治家本人のいろんな思いがある、とのことです。
政治家として、どのような思いがあるのか、ぜひとも聞いてみたいものですね。
▼事態はまだ収束していません。引き続き、情報拡散・署名をお願いいたします。▼
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/saveamami
Twitter:https://twitter.com/saveamami
Change.org:https://goo.gl/3NdsQX
◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
▼コメントはFacebookよりお願いいたします▼
Posted by saveamami at
19:49
│大型クルーズ船寄港地誘致問題
2018年02月23日
観光協会員に向けた「大型クルーズ船寄港誘致について」の説明会議事録(抄録)
◆現在、鎌田愛人町長は、一切公の場で「大型クルーズ船寄港誘致について」の説明をしていません。◆
▼以下、議事録です。▼
H30年2月22日(木)午後3時から商工会館3階会議室に於いて開催された「奄美せとうち観光協会」総会終了後、そのまま、瀬戸内町から観光協会員に向けた「大型クルーズ船寄港誘致について」の説明会が行われました。
役場からは奥田耕三副町長、眞地浩明企画課長、保島係長、課員、計4名の出席があり、眞地課長から国の計画やこれまでの町の取り組みなどについて説明を受けました。
町からの配布資料は無く、スクリーンのみでの説明となり、漁協組合員向けの資料と同じものという説明でしたが、昨年の商工会員向けの資料からは明らかに削られている部分(4団体からの要望書提出や誘致によるメリット等)がありました。
「奄美の自然を守る会」では、内容をより把握できるよう出席者全員に用意した資料を配布しました。
質疑応答に移り、まず、本会の畑より観光協会会長へ、奥田副町長ほか町からの出席者に向け、会に届く全国からの声とメディア対応について説明を行いました。
しがらみが多く表立って反対の声をあげられない、西古見集落だけの問題では無く奄美大島全体の問題だ、アクションを起こしてくれという声に押され2月6日に本会を立ち上げた経緯、そこから15日間でインターネットを通じ全国から26500名を超える反対署名と、10日間で1000名の手書きの反対署名、その他、インターネットを通じて2000名から応援メッセージをいただいている。
在京キー局他、メディアにも取材を申し入れ、話が進んでいる。
世界自然遺産に向けて入山規制も行われようとしている時に、西古見の希少な生物が生息する自然を無視しようとする町は「自然に興味が無いのか」、町民は、観光課はそれでいいのかという意見が毎日のように届いている。
次に、誘致の話を課長個人の責任で持ってきたというが、何で町民に内緒にしていたのか。
地上げの問題がおきないようにというが、決定されたような話が進んでいる。課長1人で決めたことなのか。
誘致の要望を取り下げる、白紙撤回するとメディアの前で約束していただいたのはいいが、
これから説明していく中で、町がどういうビジョンで行くのかが示されていない。
鹿児島県知事がロイヤル・カリビアンの22万トン級、現状の港で間に合わないので増設するという。県ではビジョンは説明されている。こちらではビジョンも示さず、希望していると言っている。これからのタイムスケジュールで、町議会は前向きに進めていくのかどうか。
デメリットについてはどのように考えているのか。
協議会を開いてくれるのか。
観光協会員は直接問題になります。今、LCCでたくさんのお客様がいらしているのに、今でさえも満足に対応できない状態でいるのに、ここに1日5000人、週に1万5000人。誰が考えたって無理だと思います。
これについては、会は、反対意見。
雇用はどうなるかという話もあります。
だったらそのクラスでなくてもいいのではないか。
名瀬で大きなクラスの船で降ろしてもらって、結局、西古見からこちらまで1時間以上かかるんです。一緒じゃないですか。それに対して、海外から来られるお客様にどういう対応をして喜んで帰っていただけるのか、それで雇用が増えるのか、という話し合いを持たないでやっていくのは所詮おかしな話だと思う。
これからどういった話を進めて行くのか。
観光協会としては、どういう話で持っていくのか。
年に一回の会合では話になりません。
このチームを、プロジェクトを作る勢いでないと無理だと思ってますので、そのへん、次の話をお聞きしたいと思ってます。
司会 どのあたりから協議会について?
畑 この話を本当に取り下げたのかどうか。確かに鹿児島県議会には全く出ていません。
漁協は取り下げた。観光協会は話し合いをして進めたのかお聞きしたい。
司会 会長でよろしいですか?
会長 町の方から漁協と同じ時期に話を聞きました。内容としては漁協と一緒なんですが、皆さんの意見も聞かずに、会長が、独断で、判子を押してしまったことは、申し訳ないことだと思っております。その時は、このようなことになるとは思わず、協力という気持ちで、軽い気持ちで押してしまった私が悪かったと思います。
畑 今日、メディアがいらっしゃる前でこれ一旦白紙に戻すということでよろしいでしょうか。
会長 会員の皆さんの意見を聞いて、それで結果を出したいと思います。
畑 それでは、この場で賛否を問うて、賛成ですか反対ですかという話をするということですね。
会長 役場の説明が終わった後に、会員で話をしたいと思います。役場の方から説明が終わった後に
畑 今、終わりましたよね。說明しましたよね。
これ背任行為ですよね。一旦押したものを取り下げますか? ということです。
会長 一旦取り下げて、また新たに・・・
畑 一旦取り下げるということでよろしいですか? じゃ、観光協会としてはあの話は無かったことでよろしいですね?
会長 無かった? というかまあ、
司会 陳情書の判子は一旦取り下げるということで確認をさせていただきます。引き続きご質問等ある方は挙手の方、よろしくお願いします。
田原 私も去年の5月に帰ってきた新参者で、田原と申します。奄美の自然を守る会の会長をしております。
まず、課長に確認しておきたかったのは、県に提出されたものは西古見のみなさんの陳情書、4団体の陳情書、それ以外に知事に対しての要望書、そういう形で実際出されましたか?
眞地 まず知事の方には町として要望書を上げただけで、関係団体また西古見地区の要望書をは添付等は一切しておりません。町としてのみ上げております。
田原 そうしますと、こちらでちょっと漏れ聞いた話なんですが、県知事宛要望書を出したコピーを私もいただいていますよね。それがどの部署・部局に着いているかお分かりですか?
眞地 主管から観光交流局へPR戦略本部・・・
田原 クルーズ寄港の誘致の課ってのがあるんですけど、そちらの部局で間違いないですよね。
今、実はですね、課長がおっしゃった要望書、県知事宛になってますけども、他にも出してないかどうかというのを、もう一度確認したかったんです。コピーをいただいたもの以外、本当に出していないですよね?
眞地 出しておりません。そこは県の方にきちっと確認していただければです、我々直接町長と知事とでやっておりますので、秘書室等部局がございますので確認していただければよろしいかと思います。
田原 皆さまの前で公の立場のある人が出していませんということなので、今、県の各部署に問い合わせしてまして、早ければ今日中に、コピーと同じものがクルーズ誘致課に、同じものであるかどうか分かりますし、遅くとも明日には全部調べてご返事しますということに返事をもらっていますから。そこまでおっしゃるのであれば、それと整合性があるのか、こちらでも調べさせていただきます。
畑 改めて、町として今回全部一回白紙撤回して、これからまた話を進めるという話で結構なんですか?
眞地 先程ですね、畑さんの方からもご提案いただいた、いただいている新たな形で、もう一度原点に帰って、お互いに、この町とって何がいいのか、クルーズ船のことを懸念されていると思うんですね、原点に帰ってもう一回話をやっていってよろしいのではないでしょうか。私はそう思うっております。
畑 一旦取り下げたということですね。
眞地 我々としては県の段階においても要望書の体をなしておりませんから、県としても処理をできないということで、今度どうするかを、我々としては共に一緒に考えて何が良いかやっていければ有り難いです。是非共にやりましょう。
田原 もう一つ確認です。役場の職員の方と、町長と立場って違いがあると思うんですね。町長は町長で役場の立場とは別にアクションを起こしていくことは無いですか?
眞地 私たちの職制といたしましては、町長は町民のみなさんから選ばれた政治家でございます。我々はその行政職員としての範疇で町長の一部の業務を担っている。我々が町長の全てを把握しているわけではありませんので、ご理解いただきたい。
田原 そうしますと、町長も個人的・公の立場合わせて、最初の大型クルーズ寄港に関しては何も動いておりませんとか、町にしても白紙に戻してますとか、意見を後日ちゃんとうかがえるチャンスももらえますか?
眞地 今、現段階において町長がおりませんので、我々としては、今日の皆さんからの意見をきちんと報告して、また判断を・・・。ま、これは最終的には政治家本人のいろんな思いもございますので、我々としては、今日の皆さんの状態、漁業での状態、そういったものをきちんと報告するのが私の責務だと思います。
田原 副町長も今日いらしておられますけれども、皆さん揃った公の公開講演会のようなものをやらないと、ここまで事が大きくなりますと、SNS等で反対の署名をする方が、下手すると世界の自然に対してうるさい組織がありますので、そこまで行ってしまったら10万人の人が動くわけですから、日本中だけではなくて、そのへんを、ここまで話がなりますと、きっと皆さんもインターネットでご覧になったら、そういうことを感じていただけると思いますけどね。
きちんとした説明をもちろん西古見の皆さんにも、これこれこういうことで白紙に戻ったら戻ったということを話さないことには、これだけ大騒ぎになっていることを。
もちろん来月の議会の中でも議員さんそれぞれに取り上げていただいて、町は町で、話が前後して申し訳なかったと、町民に説明すべきであるところを、手違いがございました、ということで。その上に立って、みんなでどういう形が一番いいのかという話しになると思うんですね。
それをきちんとやらないと、皆さん、なにか訳が分からなくて、噂ばかり先行して、カリビアンがまだ国交省とつながっていて、あるいは大物議員とつながっていて暗躍しているという噂も独り歩きするし、非常に今回のことで、町民に説明会が無かったということで不信感だらけなんですよね。
まずは、説明会をオープンにして、200名、300名だろうが、町外の人でも結構ですと、皆さんのご意見をお伺いしますということをやらないと、収まりつかないと思いますよ。
眞地 おっしゃるとおりだと思います。私たちといたしましても、今議会におきまして、きちんとご指摘いただいているとおりでありますと。この段階におきまして、町議会などで判断していくものだと思っております。また、我々としましてはですね、においても、私自身お約束しているとおり、今までの経過をきちんと町民にご説明させていただ。続いて、説明が終わった後に、改めて皆さんと共にお話できるような、我々もきちんと説明
司会 他にご質問等・・・
会員 今、ここにおられる行政のトップの奥田副町長に、今、眞地課長がおっしゃられたことでよろしいか、今後、ちゃんと町民と協議会なりを立ち上げて、そういう会話を持っていただけるということでよろしいでしょうか。
奥田 私共、一連のクルーズ関係の流れの中で、私共の説明不足と配慮を欠けていたことは結果として各団体にご迷惑をおかけしたことは、本当に申し訳なかったと思っております。今後につきましては、先程課長からあったように、まずは住民に対してきちんと説明責任を果たさせていただきたい、議会も含めて。それを踏まえた上で、きちっと私もご意見をうかがいました。漁協の臨時総会のお話も受けております。お互いにきちっと議論をする場を今後設けていきましょう。その中で、そのあり方が協議会なのか検討委員会なのか、お互いに話し合いをする中で、決めていければというふうに思います。先程からのとおりでございますので、話し合いの場を私共も作っていければと思っております。
もうしわけございませんでした。
会員 質問ひとつよろしいですか? 西古見集落の皆さんのことを心配している声が、女性の声としてあがってくるんですよね。本当に、あちらの地域振興を願って賛成の署名をした方達がたくさんいて、陳情という形であがったんだと思う。その地域を思う気持ちを、反対の声なんかがあがるとそれを押さえ込む形になってしまうんじゃないかという友達も何人もいるんですね。今回、今日のようなお話を課長からも副町長からもいただいて、西古見の集落の皆さんの方には、何かお話が行くのでしょうか。
眞地 もちろん私たちとして、我々の配慮が欠けた部分によって、地域の皆さんにいろんな不安・混乱等を与えてございます。そういった意味では、近いうちにでも、真っ先に西古見地区の皆さんに状況説明する責務がございます。まず真っ先に地区の皆さんに說明したいと思います。
司会 これを持ちまして説明会を終わりたいと思います。
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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▼以下、議事録です。▼
H30年2月22日(木)午後3時から商工会館3階会議室に於いて開催された「奄美せとうち観光協会」総会終了後、そのまま、瀬戸内町から観光協会員に向けた「大型クルーズ船寄港誘致について」の説明会が行われました。
役場からは奥田耕三副町長、眞地浩明企画課長、保島係長、課員、計4名の出席があり、眞地課長から国の計画やこれまでの町の取り組みなどについて説明を受けました。
町からの配布資料は無く、スクリーンのみでの説明となり、漁協組合員向けの資料と同じものという説明でしたが、昨年の商工会員向けの資料からは明らかに削られている部分(4団体からの要望書提出や誘致によるメリット等)がありました。
「奄美の自然を守る会」では、内容をより把握できるよう出席者全員に用意した資料を配布しました。
質疑応答に移り、まず、本会の畑より観光協会会長へ、奥田副町長ほか町からの出席者に向け、会に届く全国からの声とメディア対応について説明を行いました。
しがらみが多く表立って反対の声をあげられない、西古見集落だけの問題では無く奄美大島全体の問題だ、アクションを起こしてくれという声に押され2月6日に本会を立ち上げた経緯、そこから15日間でインターネットを通じ全国から26500名を超える反対署名と、10日間で1000名の手書きの反対署名、その他、インターネットを通じて2000名から応援メッセージをいただいている。
在京キー局他、メディアにも取材を申し入れ、話が進んでいる。
世界自然遺産に向けて入山規制も行われようとしている時に、西古見の希少な生物が生息する自然を無視しようとする町は「自然に興味が無いのか」、町民は、観光課はそれでいいのかという意見が毎日のように届いている。
次に、誘致の話を課長個人の責任で持ってきたというが、何で町民に内緒にしていたのか。
地上げの問題がおきないようにというが、決定されたような話が進んでいる。課長1人で決めたことなのか。
誘致の要望を取り下げる、白紙撤回するとメディアの前で約束していただいたのはいいが、
これから説明していく中で、町がどういうビジョンで行くのかが示されていない。
鹿児島県知事がロイヤル・カリビアンの22万トン級、現状の港で間に合わないので増設するという。県ではビジョンは説明されている。こちらではビジョンも示さず、希望していると言っている。これからのタイムスケジュールで、町議会は前向きに進めていくのかどうか。
デメリットについてはどのように考えているのか。
協議会を開いてくれるのか。
観光協会員は直接問題になります。今、LCCでたくさんのお客様がいらしているのに、今でさえも満足に対応できない状態でいるのに、ここに1日5000人、週に1万5000人。誰が考えたって無理だと思います。
これについては、会は、反対意見。
雇用はどうなるかという話もあります。
だったらそのクラスでなくてもいいのではないか。
名瀬で大きなクラスの船で降ろしてもらって、結局、西古見からこちらまで1時間以上かかるんです。一緒じゃないですか。それに対して、海外から来られるお客様にどういう対応をして喜んで帰っていただけるのか、それで雇用が増えるのか、という話し合いを持たないでやっていくのは所詮おかしな話だと思う。
これからどういった話を進めて行くのか。
観光協会としては、どういう話で持っていくのか。
年に一回の会合では話になりません。
このチームを、プロジェクトを作る勢いでないと無理だと思ってますので、そのへん、次の話をお聞きしたいと思ってます。
司会 どのあたりから協議会について?
畑 この話を本当に取り下げたのかどうか。確かに鹿児島県議会には全く出ていません。
漁協は取り下げた。観光協会は話し合いをして進めたのかお聞きしたい。
司会 会長でよろしいですか?
会長 町の方から漁協と同じ時期に話を聞きました。内容としては漁協と一緒なんですが、皆さんの意見も聞かずに、会長が、独断で、判子を押してしまったことは、申し訳ないことだと思っております。その時は、このようなことになるとは思わず、協力という気持ちで、軽い気持ちで押してしまった私が悪かったと思います。
畑 今日、メディアがいらっしゃる前でこれ一旦白紙に戻すということでよろしいでしょうか。
会長 会員の皆さんの意見を聞いて、それで結果を出したいと思います。
畑 それでは、この場で賛否を問うて、賛成ですか反対ですかという話をするということですね。
会長 役場の説明が終わった後に、会員で話をしたいと思います。役場の方から説明が終わった後に
畑 今、終わりましたよね。說明しましたよね。
これ背任行為ですよね。一旦押したものを取り下げますか? ということです。
会長 一旦取り下げて、また新たに・・・
畑 一旦取り下げるということでよろしいですか? じゃ、観光協会としてはあの話は無かったことでよろしいですね?
会長 無かった? というかまあ、
司会 陳情書の判子は一旦取り下げるということで確認をさせていただきます。引き続きご質問等ある方は挙手の方、よろしくお願いします。
田原 私も去年の5月に帰ってきた新参者で、田原と申します。奄美の自然を守る会の会長をしております。
まず、課長に確認しておきたかったのは、県に提出されたものは西古見のみなさんの陳情書、4団体の陳情書、それ以外に知事に対しての要望書、そういう形で実際出されましたか?
眞地 まず知事の方には町として要望書を上げただけで、関係団体また西古見地区の要望書をは添付等は一切しておりません。町としてのみ上げております。
田原 そうしますと、こちらでちょっと漏れ聞いた話なんですが、県知事宛要望書を出したコピーを私もいただいていますよね。それがどの部署・部局に着いているかお分かりですか?
眞地 主管から観光交流局へPR戦略本部・・・
田原 クルーズ寄港の誘致の課ってのがあるんですけど、そちらの部局で間違いないですよね。
今、実はですね、課長がおっしゃった要望書、県知事宛になってますけども、他にも出してないかどうかというのを、もう一度確認したかったんです。コピーをいただいたもの以外、本当に出していないですよね?
眞地 出しておりません。そこは県の方にきちっと確認していただければです、我々直接町長と知事とでやっておりますので、秘書室等部局がございますので確認していただければよろしいかと思います。
田原 皆さまの前で公の立場のある人が出していませんということなので、今、県の各部署に問い合わせしてまして、早ければ今日中に、コピーと同じものがクルーズ誘致課に、同じものであるかどうか分かりますし、遅くとも明日には全部調べてご返事しますということに返事をもらっていますから。そこまでおっしゃるのであれば、それと整合性があるのか、こちらでも調べさせていただきます。
畑 改めて、町として今回全部一回白紙撤回して、これからまた話を進めるという話で結構なんですか?
眞地 先程ですね、畑さんの方からもご提案いただいた、いただいている新たな形で、もう一度原点に帰って、お互いに、この町とって何がいいのか、クルーズ船のことを懸念されていると思うんですね、原点に帰ってもう一回話をやっていってよろしいのではないでしょうか。私はそう思うっております。
畑 一旦取り下げたということですね。
眞地 我々としては県の段階においても要望書の体をなしておりませんから、県としても処理をできないということで、今度どうするかを、我々としては共に一緒に考えて何が良いかやっていければ有り難いです。是非共にやりましょう。
田原 もう一つ確認です。役場の職員の方と、町長と立場って違いがあると思うんですね。町長は町長で役場の立場とは別にアクションを起こしていくことは無いですか?
眞地 私たちの職制といたしましては、町長は町民のみなさんから選ばれた政治家でございます。我々はその行政職員としての範疇で町長の一部の業務を担っている。我々が町長の全てを把握しているわけではありませんので、ご理解いただきたい。
田原 そうしますと、町長も個人的・公の立場合わせて、最初の大型クルーズ寄港に関しては何も動いておりませんとか、町にしても白紙に戻してますとか、意見を後日ちゃんとうかがえるチャンスももらえますか?
眞地 今、現段階において町長がおりませんので、我々としては、今日の皆さんからの意見をきちんと報告して、また判断を・・・。ま、これは最終的には政治家本人のいろんな思いもございますので、我々としては、今日の皆さんの状態、漁業での状態、そういったものをきちんと報告するのが私の責務だと思います。
田原 副町長も今日いらしておられますけれども、皆さん揃った公の公開講演会のようなものをやらないと、ここまで事が大きくなりますと、SNS等で反対の署名をする方が、下手すると世界の自然に対してうるさい組織がありますので、そこまで行ってしまったら10万人の人が動くわけですから、日本中だけではなくて、そのへんを、ここまで話がなりますと、きっと皆さんもインターネットでご覧になったら、そういうことを感じていただけると思いますけどね。
きちんとした説明をもちろん西古見の皆さんにも、これこれこういうことで白紙に戻ったら戻ったということを話さないことには、これだけ大騒ぎになっていることを。
もちろん来月の議会の中でも議員さんそれぞれに取り上げていただいて、町は町で、話が前後して申し訳なかったと、町民に説明すべきであるところを、手違いがございました、ということで。その上に立って、みんなでどういう形が一番いいのかという話しになると思うんですね。
それをきちんとやらないと、皆さん、なにか訳が分からなくて、噂ばかり先行して、カリビアンがまだ国交省とつながっていて、あるいは大物議員とつながっていて暗躍しているという噂も独り歩きするし、非常に今回のことで、町民に説明会が無かったということで不信感だらけなんですよね。
まずは、説明会をオープンにして、200名、300名だろうが、町外の人でも結構ですと、皆さんのご意見をお伺いしますということをやらないと、収まりつかないと思いますよ。
眞地 おっしゃるとおりだと思います。私たちといたしましても、今議会におきまして、きちんとご指摘いただいているとおりでありますと。この段階におきまして、町議会などで判断していくものだと思っております。また、我々としましてはですね、においても、私自身お約束しているとおり、今までの経過をきちんと町民にご説明させていただ。続いて、説明が終わった後に、改めて皆さんと共にお話できるような、我々もきちんと説明
司会 他にご質問等・・・
会員 今、ここにおられる行政のトップの奥田副町長に、今、眞地課長がおっしゃられたことでよろしいか、今後、ちゃんと町民と協議会なりを立ち上げて、そういう会話を持っていただけるということでよろしいでしょうか。
奥田 私共、一連のクルーズ関係の流れの中で、私共の説明不足と配慮を欠けていたことは結果として各団体にご迷惑をおかけしたことは、本当に申し訳なかったと思っております。今後につきましては、先程課長からあったように、まずは住民に対してきちんと説明責任を果たさせていただきたい、議会も含めて。それを踏まえた上で、きちっと私もご意見をうかがいました。漁協の臨時総会のお話も受けております。お互いにきちっと議論をする場を今後設けていきましょう。その中で、そのあり方が協議会なのか検討委員会なのか、お互いに話し合いをする中で、決めていければというふうに思います。先程からのとおりでございますので、話し合いの場を私共も作っていければと思っております。
もうしわけございませんでした。
会員 質問ひとつよろしいですか? 西古見集落の皆さんのことを心配している声が、女性の声としてあがってくるんですよね。本当に、あちらの地域振興を願って賛成の署名をした方達がたくさんいて、陳情という形であがったんだと思う。その地域を思う気持ちを、反対の声なんかがあがるとそれを押さえ込む形になってしまうんじゃないかという友達も何人もいるんですね。今回、今日のようなお話を課長からも副町長からもいただいて、西古見の集落の皆さんの方には、何かお話が行くのでしょうか。
眞地 もちろん私たちとして、我々の配慮が欠けた部分によって、地域の皆さんにいろんな不安・混乱等を与えてございます。そういった意味では、近いうちにでも、真っ先に西古見地区の皆さんに状況説明する責務がございます。まず真っ先に地区の皆さんに說明したいと思います。
司会 これを持ちまして説明会を終わりたいと思います。
◆まだ事態は収束を迎えていません。引き続き、ご協力をお願いできれば幸いです。◆
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15:35
│大型クルーズ船寄港地誘致問題
2018年02月23日
着地型ツアーはクルーズ価格にサービス(ゼロ価格)として組込まれており、観光客のニ ーズは低い
平成28年度九州運輸局による
「クルーズ船寄港地における上質な着地型観光の実現に向けた調査事業事業報告書」
よりP5~6より引用。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/m_kankou.html
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000019182.pdf
③ 中国のクルーズツアー商品は大衆化が進み、安価な商品しか売れないということから旅行会社
間の価格競争が激化
今回、ヒアリング調査から得た会社の回答から見ると、中国のクルーズツアー商品は大衆化が進
み、安価な商品しか売れないということから旅行会社間の価格競争になっていると伺える。
そのため中国の旅行会社のうち、3社については、現在のクルーズツアーのシステムに対して対
応することが困難となり、手を引いたという回答があった。
現在、中国でクルーズツアーの成功を決定づける大きな要因は価格であり、特に 2016 年では
クルーズ価格の激戦の一年のようであった。そのため、中国の旅行会社では下落するクルーズツア
ー価格に対してビジネスとして続けていくことが困難と判断したようである。
④ 現状の中国発クルーズ・ツアーは価格の安さ、ビザ不要という点で容易に海外外旅行に行けること
がポイント。着地型ツアーはクルーズ価格にサービス(ゼロ価格)として組込まれており、観光客のニ
ーズは低い
現在、クルーズ・ツアーで海外旅行へ行く中国人は、初めて海外へ行く人がほとんどである。理
由は、ツアー代金の安さ、そしてクルーズの場合は海外旅行にビザが丌要という点で、現在のクル
ーズ・ツアーは、多くの中国人が容易に海外旅行を体験できる商品という位置づけになっている。
そのため、クルーズに乗る中国人旅行者には、寄港地やそこでの観光ツアーの内容がどういうも
のであれ、彼らにとって人生の中で海外に行けたということで満足している旅行者が多いというこ
とのようである。このような状況から、中国の旅行会社としては、現在のクルーズ・ツアーでは、
前にも述べたとおり安価なツアー商品とすることが重要であり、「寄港地観光ツアーは無料で付い
ているもの」という位置づけとなっているため、寄港地によって商品価値や需要の違いが出てくる
ことは無いと考えているようである。
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
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署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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Posted by saveamami at
12:00
│大型クルーズ船寄港地誘致問題