2018年02月23日
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使う小型クルーズ船のほうが瀬戸内町にとってメリットがあります。

写真は美しい西古見集落の夕暮れ時の三連立神です。
乗客は最大50名程度の少人数グループ対象のベレグリン・アドベンチャーズ社のプレミアムなクルーズ船は
食事の90%を寄港地の生産物、作物を使うことを確約しています。
世界にはこのような取り組みが現在多数あります。
「エコで持続可能な」クルーズを求める顧客は世界にたくさんいるのです。
https://ideasforgood.jp/2018/02/21/peregrine-adventures/
これからの観光のあり方は持続可能であることが、訪れる人も住む人も幸せであるやり方で、
それはけして夢物語ではないと、数多くの実例が、現に世界中にあります。
なのに、どうして、瀬戸内町は、大型クルーズ船にここまで固執するのでしょうか。
こういった、持続可能でエコロジカルな瀬戸内町にふさわしい観光事例を全く知らないのでしょうか?
以前、瀬戸内町を訪れ、調査してくださった日本クルーズ&フェリー学会の前嶋さまの論文にも
瀬戸内町には小型のクルーズ船がふさわしいと述べていらっしゃいます。
こちらの調査は九州運輸局からの依頼で、当時の町長も観光課の課長も把握済です。
http://saveamami2018.amamin.jp/e686727.html
この調査結果が、役場特有の人事異動のせいで引き継ぎがされなかったのか、
知らないふりをして、とにかく大型クルーズ船を誘致したかったのかもわかりません。
昨日の漁協に続き、昨日、観光協会の会合がありました。
現在もまだ町長は公の場に姿を現しておらず、副町長、企画課課長、係長、課員のみの説明会でした。
詳細はこちらをご覧ください。
http://saveamami2018.amamin.jp/
この中で、企画課長は、
「町長は、町民のみなさんから選ばれた政治家であり、我々が町長のすべてを把握しているわけではない」、
大型クルーズ船誘致を白紙撤回するのかについては、
「今、現在、町長がいないからわからない。
これは最終的には政治家本人のいろんな思いがあるから、自分は現在の皆さんの状況を報告するのが責務」
と述べています。
つまり、町長がどうするのかはまだわからない、町長がどういう判断をするのかは政治家本人のいろんな思いがある、とのことです。
政治家として、どのような思いがあるのか、ぜひとも聞いてみたいものですね。
▼事態はまだ収束していません。引き続き、情報拡散・署名をお願いいたします。▼
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
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署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
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奄美の自然を守る会より、御礼とお知らせ。
2019年4月11日~2019年8月の誘致断念までの奄美大島・西古見集落における大型クルーズ船寄港地誘致問題の経緯と流れ
先日の記者会見で発表した、奄美の自然を守る会からの西古見大型クルーズ船寄港地誘致断念の報を受けて三つの提案です。
昨日、奄美の自然を守る会が大島支庁クラブで記者会見をいたしました。
日本自然保護協会より、誘致断念の決定に対する支持声明が発表されました。
2019年8月24日、鹿児島県の新聞、南日本新聞の誘致断念に関する記事です。
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2019年8月24日、鹿児島県の新聞、南日本新聞の誘致断念に関する記事です。
Posted by saveamami at 19:49
│大型クルーズ船寄港地誘致問題