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2019年02月28日

「クルーズ船計画で検討委新設 奄美せとうち観光協会総会」2019年2月21日:南海日日新聞

クルーズ船計画で検討委新設 奄美せとうち観光協会総会
2019年2月21日:南海日日新聞

奄美せとうち観光協会(松村保宏会長、77事業所)の総会が20日、瀬戸内町商工会館会議室であった。2019年度の事業計画のほか、町側が同町西古見で検討しているクルーズ船寄港地開発計画などについて協議する「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を協会内に新設することを決めた。設置を提案した同協会会員で「奄美の自然を守る会」の田原敏也代表は「会員の意見を集約して町側へ要望する。18年度中に初会合を開きたい」と述べた。

 西古見のクルーズ船寄港地開発計画をめぐっては、町が設置した町内各種団体の代表や学識経験者ら19人で構成する検討協議会の第3回会合が今月2日に町役場であり、米国の大手船社ロイヤル・カリビアングループが計画内容を非公開で説明。計画に反対する奄美の自然を守る会は小型クルーズ船による観光振興策を提案した。

 総会で田原代表は、大型クルーズ船誘致による奄美の世界自然遺産登録への影響に懸念を示し、自然環境、観光業への影響を協議し、観光協会の意見をまとめて町の検討協議会へ要望するなど検討委の設置案を提示。「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」と呼び掛けた。

 出席者から「(会員で)話し合って答えを出し、発信すべき」「瀬戸内の観光について意見を出し合う機会は必要」と検討委の設置に前向きな声があったほか、大型クルーズ船誘致に「今の時点で賛成、反対というのは怖い」と慎重な意見もあった。

※全文はリンクよりお読みください。
http://www.nankainn.com/local/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E8%88%B9%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%A7%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E5%A7%94%E6%96%B0%E8%A8%AD%E3%80%80%E5%A5%84%E7%BE%8E%E3%81%9B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%A1%E8%A6%B3%E5%85%89


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2019年02月28日

2019年2月18日(月曜日)南海日日新聞:「記者の目」瀬戸内町クルーズ船検討協議会についての社説です。




2019年2月18日(月曜日)南海日日新聞
記者の目
瀬戸内町クルーズ船検討協議会
観光将来像考える機会に
集落要望の背景理解して

瀬戸内町が同町西古見・池堂地区に誘致を考えている国のクルーズ船寄港地計画は現在、町民主体の検討協議会が設置され、町に最適なクルーズ船寄港地の在り方が話し合われている。これまでに3回会合を持ったが、当初から指摘されている町あるいは国、船会社の「具体的なプラン(計画)」がいまだにはっきりしない。立場の異なる委員の意見はかみ合わず、議論が混迷しているようにも見える。協議会設置の目的を見直し、仕切り直しを図るべきではないか。
同計画は2017年8月、国の「島嶼部における大型クルーズ船寄港地開発に関する調査の結果」公表を受けて動き出した。町内で3カ所挙げられた候補地の中から町が独自に調査を進め、池堂地区が最適と判断。同集落で2回の説明会を行った。説明を聞いた集落住民は、町に誘致実現に向けた取り組みを求める要望書を提出した。
検討協議会は18年10月に発足。町への効果や課題等を調査分析し、最適なクルーズ船寄港地の在り方を町長へ提言する目的で、町内各種団体代表に学識経験者を交え、19人で構成する。
初回で委員から「具体的なプランが出ない限り協議は先に進めない」との指摘があり、第2回では町が「クルーズ拠点のイメージ」を示したが、船社不在の抽象的な内容にとどまった。
第3回では「将来の寄港地開発に関心を有する船社」として米国の大手船社「ロイヤル・カリビアングループ」がプレゼン(説明活動)を行ったが、「企業の機密性」を理由に非公開とされた。取材によると、船の規模や寄港地開発の具体的な説明はなかったという。
後日プレゼン資料は町ホームページで公表されたが、非公開を希望した企業の姿勢、それを認めた事務局の対応は、町民の不信感を募らせる結果となった。企業の機密性を保ちつつも一部公開にするなど、よりよい方法はあったのではないか。
協議会では、計画の詳細が分からないまま要望書を出した西古見集落の行動を疑問視する意見もあった。
なぜ、同集落が要望書を提出したのか。その背景には集落の休息な過疎高齢化がある。昭和初期は千人を超えていた人口は現在30人余り。空き家が増え、草刈りや漂着ごみ拾いなど景観維持にも人手が不足。住民の間では集落の存続を懸念する声もある。
住民の1人は「大型クルーズ船の誘致が賛成ということではなく、どんな計画なのか分からないからまず聞いてみたい。やるかやらないかは話を聞いてから決めることでしょう。古仁屋からバスで片道1380円、往復2760円。具合が悪くても、1時間余りかけて病院に行かなければいけない。もっと西の住民の事も考えてほしい」と思いを語った。
ほかにもさまざまな意見があると思うが、住民の要望書に込めた思いが批判されることも、利用されることもあってはならないと感じる。この検討協議会がクルーズ船観光のみならず、他地域にはない町の資源を生かした持続可能な街の観光将来像を考える機会にできないか。町の動向を島内外が注目している。世界自然遺産登録を目指す奄美大島の一つの町として、幅広い視点で議論を進めてほしい。


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2019年02月28日

瀬戸内町議会・平成31年第1回定例会(案)が公開されました。

平成31年第1回定例会(案)

平成31年3月5日開会~3月20日閉会、会期16日間

http://www.town.setouchi.lg.jp/gikai/kaigischedule.html?fbclid=IwAR30rz72nnG_5LfGKg1FQYGhGoAAMbFYxIqNtfT4v_djzQR1kFF2uk-kmiU


会期の詳細な日程(案)はリンク先をご覧ください。

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Posted by saveamami at 13:56瀬戸内町瀬戸内町議会

2019年02月28日

瀬戸内町役場による第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会のプレゼン資料の公開ページです。

瀬戸内町役場による、平成31年2月2日に開催された、第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会のプレゼン資料の公開ページです。
(更新日:2019年2月6日)

https://www.town.setouchi.lg.jp/sanritsu/cruisesiryou.html

ロイヤルカリビアン社と奄美の自然を守る会、両プレゼンの資料が公開されています。

ロイヤルカリビアン社のプレゼンは非公開でしたが、奄美の自然を守る会でのプレゼンは瀬戸内町役場公式チャンネルにて公開されています。

20190202 第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会 2
https://www.youtube.com/watch?v=NAeRlvi9dT4

合わせてご覧になっていただければ幸いです。

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