2018年05月17日
沖縄のネイチャーツアーの会社、キュリオス沖縄さまの今回の世界自然遺産登録延期勧告に関する記事です。是非、お読みください。
奄美群島・やんばる・西表島の世界自然遺産登録が見送りとなりそうな件について、ネイチャーツアーの会社として思うこと
キュリオス沖縄ブログ(2018年5月15日)
http://curiousokinawa.com/blog/2018/05/15/worldnaturalheritagesite/
「自然を観光資源として大きく売り出すことを考えた場合、まず「その地域の自然がどのようなものか」ということの学術的(自然科学、人文科学、経済学的)な把握に始まり、どんなアクティビティがどのくらい環境に負荷をかけるのか、その地域のフィールドのキャパシティがどのくらいで、どこまでの負荷なら許容できるのか、なるべく負荷をかけず、かつ有効に活用にするためには現実的にどうすれば良いか、などを検討する必要があります。
そしてそのためには「地域の自然を劣化させず、次世代にわたって持続させる」という共通の前提のもと、地域、観光事業者、研究者、愛好家、その他の有識者が一体となって意見を交わしつつ、検討を重ねていく、というのが最も良い形だと考えています。
地域の発展にどうつなげるのか、は必ず検討すべきことではありますが、それも「持続的なもの」でなくては意味がありません。また、その持続可能性が「イメージだけ・感情論に偏ったもの」ではなく実効性のあるものにするためには、学術・サイエンスの視点が必要不可欠です。
このような一筋縄ではいかない取り組みは、観光客が激増して「祭り状態」になってから行ったのでは文字通り「後の祭り」です。オーバーユースでフィールドが荒れ果てれば、世界自然遺産の指定解除もあり得ます。そして指定解除よりよっぽど深刻な問題として、一度荒れ果てたフィールドは簡単には元には戻りません。
そうならないためには、「何のために世界自然遺産の指定を目指すのか」「指定が本当にベストなゴールなのか」というところにさかのぼって、今ひとたび再検討する必要があると私たちは思っています。
今回の勧告は、沖縄の観光が抱える問題を明確化し、自然利用に関する課題について、から各方面が共通認識を持つ良いきっかけになりうる考えています。我々をふくめ、沖縄の自然に関わる人々が今後どのように協力してこの課題の解決に取り組んでいくのかが問われています。」
今回の世界自然遺産登録延期勧告についてわかりやすい内容です。
全文をぜひお読みください。
http://curiousokinawa.com/blog/2018/05/15/worldnaturalheritagesite/
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◆現状、町長は「大型クルーズ船寄港地誘致を白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
▼現在、瀬戸内町は町政懇談会という名称で大型クルーズ船寄港地誘致に対しての説明を行っています。
残りのスケジュールは5月26日 請島・与路島、5月28日、29日、30日に古仁屋です。
詳細は以下のスケジュールをご覧ください。
http://saveamami2018.amamin.jp/e693580.html
一人でも多くの方のご参加をよろしくお願い申し上げます。▼
▼なお、説明会に行かれる方は、暴行・脅迫・困惑行為、その他違法、不当な手段にあたる行為はけしてしないでください。広報せとうち 2018年2月号
https://www.town.setouchi.lg.jp/.../201802setouchi.pdf
14ページより
瀬戸内町不当要求行為等対策条例の制定について
「暴行、脅迫、困惑行為その他の違法または不当な手段を用いて、役場または役場職員に対し、自己もしくは第三者が利益を得られるように働きかける行為、または行政の公正・中立性を阻害するように働きかける行為に対して、組織として毅然と対処するとともに、それらを未然に防止するための組織的な体制を整備し、もって公務の円滑かつ適正な執行を確保し、町民に信頼される公正公平な行政の実現を図ることを目的として制定されました」
瀬戸内町はこのように2月の時点で、条例を制定しています。暴行・脅迫・困惑行為、その他違法、不当な手段で解決することは何もありません。どうぞ、その旨、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
▼説明会前に、日本フェリー&クルーズ学会の前嶋了二さまが福岡での講演の際、この奄美大島・西古見地区の問題に触れた資料を読むことをおすすめします。
https://drive.google.com/file/d/1L77s-Uf488c4QVM8oXr3X-pdSwOnyHXU/view
世界の現状から、今回の件に関してまで、経済、環境、住民の生活全てにおいてのメリットとデメリットが述べられています。大変わかりやすく、今回の問題を知ることができる資料です。
◆現状、町長は「白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/saveamami
Twitter:https://twitter.com/saveamami
Change.org:https://www.change.org/saveamami
◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
▼コメントはFacebookよりお願いいたします▼
キュリオス沖縄ブログ(2018年5月15日)
http://curiousokinawa.com/blog/2018/05/15/worldnaturalheritagesite/
「自然を観光資源として大きく売り出すことを考えた場合、まず「その地域の自然がどのようなものか」ということの学術的(自然科学、人文科学、経済学的)な把握に始まり、どんなアクティビティがどのくらい環境に負荷をかけるのか、その地域のフィールドのキャパシティがどのくらいで、どこまでの負荷なら許容できるのか、なるべく負荷をかけず、かつ有効に活用にするためには現実的にどうすれば良いか、などを検討する必要があります。
そしてそのためには「地域の自然を劣化させず、次世代にわたって持続させる」という共通の前提のもと、地域、観光事業者、研究者、愛好家、その他の有識者が一体となって意見を交わしつつ、検討を重ねていく、というのが最も良い形だと考えています。
地域の発展にどうつなげるのか、は必ず検討すべきことではありますが、それも「持続的なもの」でなくては意味がありません。また、その持続可能性が「イメージだけ・感情論に偏ったもの」ではなく実効性のあるものにするためには、学術・サイエンスの視点が必要不可欠です。
このような一筋縄ではいかない取り組みは、観光客が激増して「祭り状態」になってから行ったのでは文字通り「後の祭り」です。オーバーユースでフィールドが荒れ果てれば、世界自然遺産の指定解除もあり得ます。そして指定解除よりよっぽど深刻な問題として、一度荒れ果てたフィールドは簡単には元には戻りません。
そうならないためには、「何のために世界自然遺産の指定を目指すのか」「指定が本当にベストなゴールなのか」というところにさかのぼって、今ひとたび再検討する必要があると私たちは思っています。
今回の勧告は、沖縄の観光が抱える問題を明確化し、自然利用に関する課題について、から各方面が共通認識を持つ良いきっかけになりうる考えています。我々をふくめ、沖縄の自然に関わる人々が今後どのように協力してこの課題の解決に取り組んでいくのかが問われています。」
今回の世界自然遺産登録延期勧告についてわかりやすい内容です。
全文をぜひお読みください。
http://curiousokinawa.com/blog/2018/05/15/worldnaturalheritagesite/
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◆現状、町長は「大型クルーズ船寄港地誘致を白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
▼現在、瀬戸内町は町政懇談会という名称で大型クルーズ船寄港地誘致に対しての説明を行っています。
残りのスケジュールは5月26日 請島・与路島、5月28日、29日、30日に古仁屋です。
詳細は以下のスケジュールをご覧ください。
http://saveamami2018.amamin.jp/e693580.html
一人でも多くの方のご参加をよろしくお願い申し上げます。▼
▼なお、説明会に行かれる方は、暴行・脅迫・困惑行為、その他違法、不当な手段にあたる行為はけしてしないでください。広報せとうち 2018年2月号
https://www.town.setouchi.lg.jp/.../201802setouchi.pdf
14ページより
瀬戸内町不当要求行為等対策条例の制定について
「暴行、脅迫、困惑行為その他の違法または不当な手段を用いて、役場または役場職員に対し、自己もしくは第三者が利益を得られるように働きかける行為、または行政の公正・中立性を阻害するように働きかける行為に対して、組織として毅然と対処するとともに、それらを未然に防止するための組織的な体制を整備し、もって公務の円滑かつ適正な執行を確保し、町民に信頼される公正公平な行政の実現を図ることを目的として制定されました」
瀬戸内町はこのように2月の時点で、条例を制定しています。暴行・脅迫・困惑行為、その他違法、不当な手段で解決することは何もありません。どうぞ、その旨、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
▼説明会前に、日本フェリー&クルーズ学会の前嶋了二さまが福岡での講演の際、この奄美大島・西古見地区の問題に触れた資料を読むことをおすすめします。
https://drive.google.com/file/d/1L77s-Uf488c4QVM8oXr3X-pdSwOnyHXU/view
世界の現状から、今回の件に関してまで、経済、環境、住民の生活全てにおいてのメリットとデメリットが述べられています。大変わかりやすく、今回の問題を知ることができる資料です。
◆現状、町長は「白紙撤回はしない」と言っている状態です。引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。◆
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奄美の自然を守る会
代表:田原 敏也
〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003
e-mail:saveamami@gmail.com
Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/saveamami
Twitter:https://twitter.com/saveamami
Change.org:https://www.change.org/saveamami
◆Change.orgにて署名活動中◆
◆書面での署名の場合◆
書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXBよりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会 代表:田原 敏也 〒894-1502 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。
署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。
▼コメントはFacebookよりお願いいたします▼
2019年7月10日に奄美の自然を守る会よりIUCNに提出したクルーズ船誘致計画について精査を求める要望書の抄訳です。
奄美の自然を守る会より、世界自然遺産候補地の現地調査を担当する国際自然保護連合(IUCN)に要望書を提出いたしました。
ハーバー・ビジネス・オンラインにてこの奄美大島・西古見大型クルーズ船寄港地誘致問題についての記事が掲載されました。
アレックス・カー氏の著作『観光亡国論』に「奄美大島・西古見地区大型クルーズ船寄港地誘致問題」が取り上げられています。
扶桑社によるwebメディア「ハーバー・ビジネス・オンライン」にて、この問題に関する記事が掲載されました。
第198回国会・衆議院国土交通委員会にて「大型クルーズ船寄港地」についての質問が、国土交通省・環境省になされました。
奄美の自然を守る会より、世界自然遺産候補地の現地調査を担当する国際自然保護連合(IUCN)に要望書を提出いたしました。
ハーバー・ビジネス・オンラインにてこの奄美大島・西古見大型クルーズ船寄港地誘致問題についての記事が掲載されました。
アレックス・カー氏の著作『観光亡国論』に「奄美大島・西古見地区大型クルーズ船寄港地誘致問題」が取り上げられています。
扶桑社によるwebメディア「ハーバー・ビジネス・オンライン」にて、この問題に関する記事が掲載されました。
第198回国会・衆議院国土交通委員会にて「大型クルーズ船寄港地」についての質問が、国土交通省・環境省になされました。