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2018年02月16日

大型クルーズ船寄港地誘致は、建設地だけの問題ではない。

係留桟橋とドルフィンの建設には海中に杭を何本も打ち込むことが必要になります。国交省の調査では、建設地にはサンゴはないとのことですが・・・

また、龍郷のプライベートリゾート建設計画の図面を見る限りでは、山の上までレストランの建設などで開発が及ぶものでしたので、大規模な工事が必要になります。

問題は、西古見集落までのアクセス道路が非常にせまいことです。すなわち、道路の拡張工事、大型工事車両の通行と排気ガスによる稀少動植物への影響が考えられます。

開業後ですが、20万トン級の客船ですと5000~6000名の中国人乗客が上陸します。当然、リゾート内のみで完結せず、ツアーバスでマングローブや名瀬の大型観光施設へ行き来しますし、加計呂麻へも海上交通で上陸するでしょうね。

瞬間的ではありますが、中国人観光客がいくつかの観光施設に集中する現象(Human Pollution)が起きますので、国内からの観光客に悪印象を与えるでしょう。

つまり、建設地だけの問題ではないということです。

広域での影響の科学的調査と議論を行うことが民主主義の原則だと思います。それを怠ると長い目で見たときに「こんなはずではなかった。」と後悔してももう遅い、ということになります。

是非、島を挙げての議論をお願いします。

【引用:奄美・加計呂麻島なんでもありブログ】
http://shodon.exblog.jp/26616640/

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奄美の自然を守る会
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